マイノリティ [日々雑感]
少し前の新聞記事から、7月11日の読売新聞の「くらし」面の、
『日曜の朝に』という欄の見出しに
「お子様はテラス席」なぜ
とあった。子供はうるさいし、ペット並みの扱いかい!
と瞬時に想像が付いた。実際、賢い犬は、2歳児程度の知能と
いう話を聞くが、2歳児と犬を飼っている我が家では実感する。
(ちなみに我が家の愛犬は賢くはない)
記事の内容は、このようなものだった。
久々に行ったカフェレストランで、ほかのお客様のご迷惑に
なるとかでの措置だったという。記事には、「日本では子ども
が少数民族だ」ということ、「昭和の中頃は、15歳未満が人口の
3分の1を占め、どこにでも子どもがあふれていたが、今や人口の
13%だということ、子どもは騒々しいが、以前はお互い様と許して
もらい、みんな育ってきたことなどが書かれていた。そして、最後に
「子育てにかかわる人が減ると『子どもへの耐性』のない社会に
なる」。少子化は子どもに非寛容な社会をつくるとの意味だった。
あるいは、日本はそうなりつつあるのかも、というのは心配の
しすぎだろうか。
と締めくくられていた。
その心配そのものではないか。よくネットでも、最近の「バカ親」は
なんて書き込みを見かけるけど、(確かにバカ親もいるけれど)
今の子どもよりも、昔の子どもの方が騒がしかったのではないか。
最近の親は・・・という指摘は、案外的外れなのかもしれない。
(一般的に過去はよく見えるものですし)
などと、密かに思うのでした。
写真は、賢くはないが、元気な我が家のワンコたち。
タグ:少子化
2010-08-14 22:49
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